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ICTだより②

いつも本校のnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回はICTだより②
「千射万箭悉皆新」について紹介します。



ICTだより②



情報について

身の回りで「情」が付く言葉、「報」が付く言葉について3つずつ考えてみよう。

「情」



「報」




情報はお知らせと思っている人も多いかもしれませんがただのお知らせではありません。

「情」について辞書で調べると
①物事に感じて起こる心のはたらき。感情。きもち
②他人を思いやる心。なさけやまごごろ。情愛などと出てきます。

「報」について辞書で調べると
①人がした事に報いる。それ相当のお返しをする。
②告げ知らせる。知らせなどど出てきます。


このことから明治時代に「情報」という言葉を作った人は、令和の商工生を見て、SNS上やメール上のやりとりで、相手を思いやる心が足りなくて、トラブルに巻き込まれてしまうのではないかときっと心配しているのではないでしょうか。
きっとコミュニケーションの大切さ、「お・も・い・や・り」の大切さを伝えたかったのではないでしょうか。


(演習)

情報を整理して表現する方法について考えてみましょう。
情報を整理する表現方法として、リチャード・S・ワーマン(米)が提唱する「究極の5つの帽子がけ」というものがあります。

【究極の5つの帽子がけ】

①場所→物理的な位置を基準にする。
②アルファベット(日本語なら50音順)→言語的な順番にする。
③時間→時刻の前後関係を基準にする。
④カテゴリー→ものごとの差異により区別された領域を基準にする。
⑤階層→大小や高低を基準にする。

この基準に基づいて、語群を入れて分類しなさい。

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場所



時間



カテゴリー



階層




まとめ*************************
今回は、情報の意味と情報の分類方法について紹介しました。
アメリカの建築家・グラフィックデザイナーであるリチャード・ソール・ワーマン氏が提唱する5つの帽子がけについて紹介しました。
場所(Location)
アルファベット(Alphabet)
カテゴリー(Category)
階層(Hierarchy)の頭文字を取ってLATCH(ラッチ)と表現されます。
 今日のWebサイトやアプリデザインの仕事において世の中にある多くのデータを整理・分類する為の1つの基準として覚えておきたい考え方です。
 商工生の皆さんの街中や日常生活で触れる情報もこの5つに分類されているかと思います。
 ぜひ分類してみてください。
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