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熊に遭遇したらどうするか?

いつも本校のnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は商工生の皆さんが宮古市内で熊に遭遇した場合はどうすれば良いかについてお知らせします。


まず、
クマも人を襲おうとは思っていない。

熊の生態に詳しい酪農学園大学の佐藤教授によると
「クマはとても臆病な生き物で、クマとしてもできるだけ人間と距離を取りたいと思っている。」


という事でした。

酪農学園大学-生きるを学ぶ。学びが生きる。 (rakuno.ac.jp)


登下校中に遭遇したらどうするか?


○遠くにクマを見つけた場合は、クマの様子を見ながら静かに引き返す。
○近くでばったり出会ってしまった場合はまず止まる。
○もし複数人いる場合は、静かに集まって、落ち着いてクマの様子を確認しながらゆっくりと後ずさり→クマから離れる。
○クマが立ち去った方向へ向かうのは危険


自転車に乗っている時に遭遇したらどうするか?

○自転車に乗っている場合も基本的には登下校時と同様に一旦停止してクマを観察することが大切です。
○えさを食べているときは、クマの様子を確認しながらゆっくりUターンをするなど安全第一で行動するのが大切です。




クマが威嚇してきたらどうするか?

○何かを食べているクマやその場から離れないクマには威嚇される可能性があります。
○クマから目を離さずに状況を確認しながらゆっくりと下がることが大切です。

例えば、
クマは逃げたい→子グマがいてうまく一緒に逃げられない場合

シカの死体を見つけたばかりでここから逃げたくない場合
接近してくるものに対して、「近づくな」
という威嚇突進をする事があります。
→ブラフチャージ
○地面を叩いたり、少し走ってピタッと止まる行動です。
○非常に怖いと思いますが、慌てて逃げることはしないで下さい。
→背中を向けて逃げてしまうとクマは反射的に追いかけてしまうそうです。

最悪のケースでは?

ブラフチャージで本格的に人を襲おうとしているわけではないので、抵抗せずに自分の体を守る体勢を取ることが生存率を高める方法です。

~参考文献~

佐藤 喜和 | 研究室・教員 | 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群 (rakuno.ac.jp)

アーバン・ベア: となりのヒグマと向き合う | 佐藤 喜和 |本 | 通販 | Amazon





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