【地域連携】(書道授業風景:商業校舎)前編
いつも本校のnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は、商業校舎の書道の授業風景をお知らせします。
地元企業と連携した素晴らしい授業でした。
皆さんは、企業のパッケージやロゴなどが書道で書かれているのを見たことがありますか?
なぜ書道で書かれているのでしょうか?
看板や商品のパッケージを鑑賞し、筆で書かれた文字の魅力についてグループワークを行い、Teamsを使用して考えを共有しました。
今回は、企業と書道について生徒が調べたり、考えた内容をパワーポイントを使用して生徒が発表するという授業でした。
今回の授業では、くじら専門店Jin代表の佐々木康仁さんにご協力いただきました。
鯨をテーマに生徒が作品を制作しました。
今後は、生徒が書いた文字がお店のPR等に使用される予定となっています。
改善点 バランスがとれていない。
アドバイス 空白のバランスをとったほうがいい。
鯨感を出す。
制作意図
鯨の京の下の部分をJINに変えて店名と売り物を分かるようにした。
刷毛の良さを活かし、かすれを出すことで高級感が生まれた。
改善点 どの字を強調したいのかが分からない。
アドバイス 空白を作る
色を付けたほうがいい
続いて
毛書体が与える印象と使われている場面について発表を行いました。
書体・・・楷書
※楷書とは漢字の書体の一。字画をくずさずきちんと書く書き方。隷書などから転化したもので,中国の三世紀中頃から使用された。真書。正書。真。楷。行書草書
書風やイメージ・・・文字の太さに注目→優しい、温かい、素朴といったイメージが感じ取れる。
その他(色・柄・構成等)
枠を縁取るデザインが印のように見える。
→照明するようにどこでも使いやすいイメージを感じ取れる。
枠が完全に繋がっていないところ
まとめ******************
毛筆体が与える印象は、和、温厚、親しみやすいといったイメージが強いことから、日本にゆかりのある施設や商品に多く使われることが分かった。
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最後までご覧いただきありがとうございます。
記事が長くなってしまいましたので、前編:後編に分けて掲載したいと思います。次回は、後編の様子をお伝えします。